「モリコーネ 映画が恋した音楽家」
五感と魂の贅沢を、ただただ堪能した二時間半余り。
映画音楽の大巨匠エンリオ・モリコーネのドキュメンタリー。
恥ずかしながら途中から打ち震え感涙しっぱなしでした。
音に注視してきた末に喰らった衝撃でした。
カットのテンポの速さ、字幕を追うのも困難なスピードで、その情報量の多さに戸惑いもありつつも、クリント・イーストウッドやタランティーノといった有名監督達もインタビューに答え、それらの映像そのものも音の感覚にも似た、体感する作品に思えました。
映画屋と音楽屋は当たり前に。そして、ものづくりの作り手たちに。
さらにこの世界のむずかゆい薄膜を剥がした感覚を音楽を通し体感し、ブーストしたい人々に。
損得抜きに断言します。映画館で必見のドキュメンタリーです。
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